漕運の終焉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/10 01:03 UTC 版)
そして、鉄道建設によって大量の物資輸送が可能になると、運河か海運かを問わず、漕運そのものが過去のものとなっていった。1900年に太沽(天津)-北京間の鉄道による輸送が開始されると、翌1901年には官による漕運は全面的に廃止され、民間に全面委託されることとなった。そして、辛亥革命までに中国各地で鉄道網が整備される過程で江南と北京間の輸送も鉄道が主流となり、中国国内の水運そのものが衰退することとなった。
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