漆胡樽とは? わかりやすく解説

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漆胡樽

作者井上靖

収載図書昭和文学全集 10
出版社小学館
刊行年月1987.4

収載図書異域の人―自選西域小説集
出版社講談社
刊行年月1987.12

収載図書井上靖全集 第2巻 短篇 2
出版社新潮社
刊行年月1995.6

収載図書黄土群星
出版社光文社
刊行年月1999.1
シリーズ名光文社文庫


漆胡樽

読み方:シッコタル(shikkotaru)

作者 井上靖

初出 昭和25年

ジャンル 小説


漆胡樽

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/11/03 01:44 UTC 版)

漆胡樽(しっこそん)は、正倉院に納められている容器。

かつてシルクロードを行く者は、水を革袋に入れ、バランスを取るために2袋を一組として動物の背に負わせた。漆胡樽はその革袋を真似たもので、水などを入れる容器である[1]。動物の背に合うように湾曲しており、綱を通す金具が取り付けてある。

作家の井上靖はこの道具に感銘を受け、同名の詩と小説を著した。

註釈

  1. ^ 作家の宮本輝は漆胡樽について、水を入れるには革袋のほうが実用的であるとし、砂金やたばこ、香辛料を入れていたのではないかと想像している(読売新聞2010年10月29日夕刊18面 「至宝を語る(5)」)


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