測定・通信システム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/29 13:47 UTC 版)
「マーシャル・ネデリン級ミサイル追跡艦」の記事における「測定・通信システム」の解説
追跡や測定を行う目標の情報は、方向探知機「クーニッツァ(≪Куница≫ 、Kunitsa)」で収集された。目標との通信は、衛星通信送受信装置「シュトーム(≪Шторм≫、Storm、「嵐」の意)」や宇宙飛行士と地上管制室の衛星電話中継装置「アヴローラ(≪Аврора≫、Avrora、「オーロラ」の意)」で行われる。これらの電子機器は、操作装置「ザフィールT(≪Зефир-T≫、Zephyr-T)」と情報処理装置「ザフィールA(≪Зефир-A≫、Zephyr-A)」を介して操作された。 電子機器のほかに、光学測定装置として写真記録装置「デャーテル」(≪Дятел≫、Dyatel、「キツツキ」の意)や赤外線光学測定器を有する。「デャーテル」は、幅18 cmの空中写真用フィルムで最大撮影速度4 枚/秒の撮影能力を有する大型カメラ6 台で構成された。
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