温湯温泉 (青森県)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 温湯温泉 (青森県)の意味・解説 

温湯温泉 (青森県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/30 14:23 UTC 版)

温湯温泉
鶴の湯
温湯温泉 (青森県)
東北における位置
温泉情報
所在地 青森県黒石市
座標 北緯40度36分25秒 東経140度39分59秒 / 北緯40.6069度 東経140.6663度 / 40.6069; 140.6663座標: 北緯40度36分25秒 東経140度39分59秒 / 北緯40.6069度 東経140.6663度 / 40.6069; 140.6663
交通 弘南鉄道弘南線黒石駅より路線バスで約20分
泉質 ナトリウム - 塩化物泉
泉温(摂氏 60 °C
テンプレートを表示

温湯温泉(ぬるゆおんせん)は、青森県黒石市(旧国陸奥国)の黒石温泉郷にある温泉

泉質

  • ナトリウム-塩化物泉

泉温は決して低くなく、よく温まるので「温湯(ぬるゆ)」と言うようになった。

効能

胃腸病リューマチ神経痛[1]

温泉街

共同浴場「鶴の湯」を中心に、その周囲に「温泉客舎」が立ち並ぶ。温泉宿舎はいずれも明治後期から大正にかけての木造建築であり、鄙びた温泉場の風景を構成している。

また、各温泉客舎は内湯を持たず、客は外湯に入りに行く、という昔ながらの湯治場のスタイルを守っている。但し、全ての宿泊施設が内湯を持たないわけではなく、内湯がある旅館も存在する。

温泉街では、毎年7月下旬の土用の丑の日に近い土曜日、日曜日に「温湯丑湯まつり」が行われる。これは、牛の形をした御神体を温泉の中に入れる行事である。

温湯は温湯こけしの発祥地でもある。こけしで有名な温泉地は、他にも遠刈田温泉土湯温泉鳴子温泉などがある。

歴史

開湯は、400数十年前に脚が折れて傷を癒しているが芦原に舞い降り、7日間で回復して飛び去ったという伝説から「鶴泉」または「鶴羽立」と称され、古くから湯治客で賑わった[1]。共同浴場にその名前が残る。明治時代にあった火事で歴史資料の多くが焼失しており、大火以前の詳細な歴史は不明な点が多い。

共同浴場は2001年11月8日に改装され、同時に開湯伝説にちなんで「鶴の湯」と名づけられた。

アクセス

周辺

脚注

  1. ^ a b ふるさとの文化遺産『郷土資料事典』2、人文社、61頁

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「温湯温泉 (青森県)」の関連用語

温湯温泉 (青森県)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



温湯温泉 (青森県)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの温湯温泉 (青森県) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS