渡辺氏と足利義昭
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/18 23:29 UTC 版)
渡辺元は、将軍・足利義昭が織田信長によって京都から追放されたのち、毛利輝元の後ろ盾の下で義昭に近侍し、その身辺を警固した。それゆえ、渡辺一族の群を抜いた活躍に義昭が感動したことにより、白傘袋と毛氈鞍覆の使用を許す御内書が下された。白傘袋と毛氈鞍覆とは、室町時代守護大名家に許された印であり、山田渡辺氏のような地方の国人にこれを認めたことは既に義昭の周囲に旧幕臣が近侍していないことを端的に示している。
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