海宝寺 (平塚市)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/03 16:38 UTC 版)
|
|
---|---|
![]()
本堂
|
|
所在地 | 神奈川県平塚市幸町26-21 |
位置 | 北緯35度19分13.9秒 東経139度21分45.3秒 / 北緯35.320528度 東経139.362583度座標: 北緯35度19分13.9秒 東経139度21分45.3秒 / 北緯35.320528度 東経139.362583度 |
山号 | 常圓山 |
院号 | 智光院 |
宗派 | 浄土宗 |
本尊 | 阿弥陀如来 |
創建年 | 天正7年(1579年) |
開山 | 貞雲 |
札所等 | 相模新四国三十三観音霊場第16番札所[1] |

海寳寺(かいほうじ)は、神奈川県平塚市にある浄土宗の寺院。相模新四国三十三観音霊場第16番札所である[1]。
歴史
1579年(天正7年)、貞雲によって開山された。かつては狩野永徳作とされる雌雄の竜の天井画があった。周辺で火事が発生し、当寺に迫ると、この竜が水を噴き出して鎮火させたという。これゆえ、これまで火災の被害に遭ったことはなかった。しかし1945年(昭和20年)の平塚空襲には太刀打ちできず、天井画もろとも全焼してしまった[2]。
当寺では、浄土宗の法要である十夜法要が執り行われており、鎌倉市の光明寺・東京都八王子市の大善寺と並ぶ「南関東三大十夜」と呼ばれていた[2]。
交通アクセス
- 神奈中バス・札の辻停留所より徒歩1分。
脚注
- ^ a b “相模新四国三十三観音札所巡り散策マップ”. 一般社団法人秦野市観光協会. 2025年3月4日閲覧。
- ^ a b 稲葉博 著『かながわの寺と社 その成立と縁起(かもめ文庫‐かながわ・ふるさとシリーズ18)』神奈川合同出版、1984年、160-162p
参考文献
- 稲葉博 著『かながわの寺と社 その成立と縁起(かもめ文庫‐かながわ・ふるさとシリーズ18)』神奈川合同出版、1984年
- 海宝寺 (平塚市)のページへのリンク