浦安市民の森とは? わかりやすく解説

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浦安市民の森

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/09/09 07:36 UTC 版)

浦安市民の森(うらやすしみんのもり)は、群馬県倉渕村(現高崎市)にある保安林

2006年1月18日千葉県浦安市と倉渕村との間で「倉渕村有林における森林整備等の活動に関する協定書」が調印され、無償貸与されている[1]

概要

浦安市は江戸川の下流にあり、江戸川の水を水道水として利用しているが、倉渕村はその源流域にあたる。

江戸川の下流と上流ということで、浦安市民が日ごろ恩恵を受けている倉渕村の水源林を江戸川の上流域と下流域の共通財産として、2005年頃から森林整備活動など交流の検討がされてきた[1]

倉渕村は「倉渕村有林における森林整備等の活動に関する協定書」調印式の5日後となる2006年1月23日には高崎市に編入されたが協定書の内容は高崎市に承継され、2016年時点でも更新が続いている[2]。編入直前の駆け込み調印となったのは、松崎秀樹浦安市市長の「倉渕村との名において調印したい」という強い要望によるものであった[1]

夏休みになると、倉渕地域の小学生が浦安を訪れて東京湾の干潟などで臨海学校を楽しみ、浦安地域の小学生は倉渕を訪れて林間学校を楽しむといった交流が行われている。また、浦安の市民グループと倉渕の地元の人々や学生の協力で森林整備も行われている[1][3]

2015年12月には浦安市高洲にある「こどもの広場」に、倉渕の山で育ったヤマボウシがシンボルツリーとして移植された[4]

出典・脚注

  1. ^ a b c d 市川平治(元倉渕村村長) (2012年6月30日). “山の民・海の民”. 上毛新聞 
  2. ^ 増田勝彦 (2016年2月5日). “水源の森協定:高崎市が浦安市と更新 /群馬”. 毎日新聞地方版. http://mainichi.jp/articles/20160205/ddl/k10/010/156000c 2016年9月9日閲覧。 
  3. ^ 浦安市民の森”. 浦安市 (2016年5月17日). 2016年9月9日閲覧。
  4. ^ 登って楽しむシンボルツリー、浦安「こどもの広場」に登場”. 産経ニュース (2015年12月25日). 2016年9月9日閲覧。

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