流加培養のスタートアップ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/05 06:20 UTC 版)
「流加培養」の記事における「流加培養のスタートアップ」の解説
流加培養の要は、培養液中の流加基質濃度を制御することであるから、流加開始時に多量の基質が存在していてはならない。しかし、一般に回分発酵では初期に誘導期があり、それを短縮するためにはどうしてもある量は存在していなければならない。そこで、少量の基質を加え、しばらくは回分操作を行いactiveに増殖している状態でかつsが低下してから流加操作をスタートするのがよい。DOを連続計測し、回分操作中、基質がほとんどなくなってDOが急激に上昇し始める時に流加を開始するとよい。
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