派生的構造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/08/29 22:16 UTC 版)
基本的なトニックコードを構成するトライアドである根音・長三度・五度以外に、長音階(アイオニアン・スケール)の場合に長六度や長七度が付加されることは基本的構造の項で前述したが、ポピュラー音楽などでは、トニックコードの最低要件である調性の主軸感を損なわない程度に、テンション・ノートや、アヴェイラブル・ノート・スケール(Available Note Scale)構成音を付加して和音に複雑性や多様性を与えることがある。 また、アッパー・ストラクチャー・トライアド(Upper Structure Triad)と呼ぶもう一つのトライアド(コードと理解してよい)をトニックコードと同時に併用する技法も存在する。 ただし、この技法はトニックコード以外でも使用できるため、この項での説明は避ける。
※この「派生的構造」の解説は、「トニックコード」の解説の一部です。
「派生的構造」を含む「トニックコード」の記事については、「トニックコード」の概要を参照ください。
- 派生的構造のページへのリンク