活動性感染
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/22 01:57 UTC 版)
「ヒトヘルペスウイルス6」の記事における「活動性感染」の解説
活動性感染は、直鎖状のゲノムが環状化することで起きる。この過程は単純ヘルペスウイルスで最初に報告された。環状化のあと"immediate early"遺伝子群が発現し、それが転写活性化因子として働くと推測されている。続いて"early"遺伝子群が発現してウイルス由来DNAポリメラーゼを活性化し、ローリングサークル型複製を引き起こす。その結果、ゲノムが直列に長く繰り返したコンカテマーが形成される。コンカテマーはpac-1とpac-2領域の間で分断されて、個々のウイルス粒子へとパッケージ化される。
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