波逸提
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/04 04:12 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動波逸提(はいつだい、巴: pācittiya, パーチッティヤ、梵: prāyaścittika, プラーヤシュチッティカ、堕、単堕、単提、波逸底迦)とは、仏教の出家者(比丘・比丘尼)に課される戒律(具足戒)の内、「捨堕」で提示された所有物品関連以外の、食事の時間など諸々の禁戒の総称。比丘(男性出家者)には92条、比丘尼(女性出家者)には166条が課される[1]。
サンガ(4人以上)、あるいは2-3人の衆、あるいは長老の前で告白することで罪が成立し、受理されることで僧権が復活する点は「捨堕」と同じ[1]。
比丘の九十二波逸提
- 妄語(1-10)
- 植物(11-20)
- 教誡(21-30)
- 受食(31-40)
- 裸行(41-50)
- 飲酒(51-60)
- 水生物(61-70)
- 依法(71-82)
- 宝物(83-92)
比丘尼の百六十六波逸提
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参考文献
- 『「パーリ律」捨堕法に説かれる羯磨』 - THAN VAN VAN
脚注・出典
- ^ a b 原始仏教聖典資料による釈尊伝の研究 - 中央学術研究所
関連項目
外部リンク
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