汚部屋そだちの東大生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/20 01:07 UTC 版)
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『汚部屋そだちの東大生』(おへやそだちのとうだいせい)は、ハミ山クリニカによる日本の漫画作品。
概要
東京大学を卒業した作家による作品。7年間壊れたままの自宅のトイレや、包丁やまな板はゴキブリの通り道であった自宅で、毒親とされる母親と2人暮らしをしていた作家が共依存をしていたという内容の物語[2]。この作品ではこのような作者の子供時代から、母親と絶縁して決別するまでが書かれている[3]。
部屋が汚いことに加えて、父親であったと思っていた人は実は母親の愛人であったという環境であった。作者はそのような逆境を乗り越えて東京大学に入学できたものの、その時の母親は、母親自身を幸せにするために東京大学に入学したのでしょという言葉を発していた[4]。
この作品で作者は母親のことを愛すべき美しい母親としており、そのような母親を捨ててしまう物語としている。作者は汚い部屋と母親から物理的にも精神的にも離脱するまでが描かれていた[5]。
脚注
- ^ 『汚部屋そだちの東大生 - 株式会社ぶんか社』 。
- ^ “汚部屋そだちの東大生 | 連載”. ダ・ヴィンチWeb. 2025年5月18日閲覧。
- ^ “「汚部屋そだちの東大生」美しい”毒母”の呪いにかかった20年、絶縁までの壮絶体験”. ORICON NEWS (2021年3月15日). 2025年5月18日閲覧。
- ^ “汚部屋で育った東大卒作家「毒親」との20年。自立した今も抱える不安…”. FRaU | 講談社 (2021年3月9日). 2025年5月18日閲覧。
- ^ “「汚部屋そだちの東大生」描いた彼女の壮絶半生”. 東洋経済オンライン (2021年4月7日). 2025年5月18日閲覧。
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