永陵 (清)
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永陵(えいりょう、満州語:ᠡ᠊ᠨᡨᡝᡥᡝᠮᡝ
ᠮᡠᠩᡤᠠᠨ、転写:enteheme munggan)は、中国遼寧省撫順市新賓満族自治県永陵鎮にある、清の前身・後金の初代皇帝であるヌルハチの祖先の陵墓。
1598年に建造開始。当初は興京陵と呼ばれていたが、1659年(順治16年)に永陵に改称。福陵・昭陵とともに清の関外三陵のひとつ。1988年に中華人民共和国の全国重点文物保護単位に指定され、2004年にユネスコの世界遺産に登録された。
被葬者
- メンテム( ᠮᡝᠩᡨᡝ᠋ᠮᡠ, mengtemu、孟特穆) - フマンの曾祖父。
- フマン( ᠋ᡶ᠋ᡠᠮᠠᠨ, fuman、福満) - ギオチャンガの父。ヌルハチの曾祖父。
- ギオチャンガ( ᡤᡳᠣᠴᠠᠩᡤᠠ, giocangga、覚昌安) - タクシの父。ヌルハチの祖父。
- タクシ( ᡨ᠋ᠠᡴ᠋ᠰᡳ, taksi、塔克世) - ヌルハチの父。
- リドゥン・バトゥル(
ᠯᡳᡩᡠ᠋ᠨ
ᠪᠠᡨᡠ᠋ᡵᡠ, lidun baturu、礼敦巴図魯) - タクシの兄。ヌルハチの伯父。 - タチャ・フィヤング(
ᡨ᠋ᠠᠴᠠ
ᡶ᠋ᡳᠶᠠᠩᡤᡡ, taca fiyanggū、塔察篇古) - タクシの弟。ヌルハチの叔父。
関連項目
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