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武藤仁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/30 07:08 UTC 版)

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武藤 仁
(むとう ひとし)
生誕1951年????
北海道豊浦町
国籍 日本

武藤 仁(むとう ひとし、1951年 - )は、日本の玩具開発者で、実業家。株式会社トムクリエイト代表取締役社長[1]北海道豊浦町生まれ。

経歴

生い立ち

北海道豊浦町出身。子ども時代を有珠山や洞爺湖を抱く北海道・豊浦で過ごす。遊びは内浦湾でのイカダ遊び。大人になってもモノづくりから離れられず、キャラクター玩具(マスコミ玩具と呼ばれていた)のパイオニア、タカトクトイスに入社する。

タカトクトイス時代

企画開発責任者として電子ゲーム幻の名作「ネコドンドン」[注釈 1]および「ゲームロボット九」を開発。「ゲームロボット九」は1981年に発売され、3年間で100万個を売り上げる大ヒットを記録した。発売から24年後の2005年に復刻版[3]が出るほど根強いファンも多い。

タカトクトイス事業停止から独立へ

タカトクトイスが1984年に事業停止となったことを受け、満を持して独立。ロボット物の玩具やLCDゲームの名作をつくった腕を買われて、バンダイなどが発売元となるキャラクター物のゲームソフト企画を託される。その後、1989年平成元年)にトムクリエイトを設立して、現在に至る。トムクリエイトの社名の由来は自身のニックネームから。

脚注

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注釈

  1. ^ 1982年発売。ネコドンドンがチーズを狙うネズミをパンチで倒していくゲーム。ジャマドアーが閉まると、上下への移動ができない。序盤は簡単だが、途中からネズミが早くなり、難易度が急上昇する。ゲームBでは、ネズミがワープトンネルからも移動してくる。小売価格は2980円と他のメーカーの電子ゲームと比べても廉価であったため当時の普及率は高かった[2]

出典

  1. ^ 採用情報|株式会社トムクリエイト” (2018年11月9日). 2018年11月9日閲覧。
  2. ^ コアムックシリーズNO.682『電子ゲーム なつかしブック』p.48.
  3. ^ 「まだある。」ゲームロボット21 1981年” (2004年10月16日). 2015年4月22日閲覧。

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