構造・測定原理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 01:17 UTC 版)
基本的には測定対象を挟むためのスライド部分がついた定規と考えることができる。主尺の目盛を細かくするのには限度があるので、多くのノギスは読取り精度向上のために副尺(バーニヤ目盛)をもつ。 副尺には、主尺の4/5・9/10・19/20の間隔の目盛が用いられる。これは、細かい目盛を直接読むことを、人間が高い精度で認識可能な直線のずれに巧妙に置き換えている。例えば、主尺が1mm幅の目盛のとき、副尺が0.9mm幅ならば0.1mm単位、0.95mm幅ならば0.05mm単位で測定できることになる。
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