榎神社_(各務原市)とは? わかりやすく解説

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榎神社 (各務原市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/01 09:29 UTC 版)

榎神社
所在地 岐阜県各務原市川島松倉町2433
主祭神 猿田毘古神
社格 村社
創建 不詳
例祭 10月14日
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榎神社(えのきじんじゃ)は、岐阜県各務原市川島松倉町に鎮座する神社

式内社尾張国葉栗郡川嶋神社の論社の一つである[1][2]

概要

創建時期は不明。この地域の旧称は尾張国葉栗郡河沼郷西牛子といい、周辺の木曽川の島々(川島)の中心地であったという[3]。平安時代には天台宗の寺院(後の長光寺)[4]の鎮守社であったという[3][1]

白鬚大明神と称していたが、境内にの大木があったから、元文年間、大身旗本坪内氏により榎明神に改称[3][1]寛延年間に、後の川島村大字松倉字西牛子1979に移転する[3]明治元年(1868年5月9日(現・6月28日)の風水害では境内が河川敷となってしまう[5]など、洪水の被害にあっている。

その後、鎮座地が木曽川の改修工事で新たな本流の底になるため、1907年明治40年)4月30日に現在地に移転[3][1]

河跡湖公園に隣接しており、公園から境内に入ることも可能である。

祭神

その他

  • 社殿には木像(坐像)がおさめられている。詳細不明の坐像だが、「川島山」(長光寺の山号)の文字がある[3]
  • 岐阜県神社庁では寛延年間創祀としている[6]。これは榎神社が移転した年に該当する。

交通アクセス

交通機関

参考文献

  • 川島町 編『川島町史 通史編』川島町、1982年。 

脚注

  1. ^ a b c d 川島町 1982, p. 1181 - 1182.
  2. ^ 享和元年に編纂された「尾濃葉栗見聞集」では、式内川嶋神社は牛子村の榎明神と記述されている。
  3. ^ a b c d e f 川島町 1982, p. 1165 - 1166.
  4. ^ 各務原市川島松倉町260にある寺院。天台宗の寺院が天福元年(1233年)に浄土真宗に改宗し、天正5年(1577年)に長光寺に改称。
  5. ^ 岐阜県災異誌:西暦1800~1899年のデータ”. 岐阜県. 2025年1月1日閲覧。
  6. ^ 榎神社(岐阜県神社庁)



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