松明の神事の由来
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 08:57 UTC 版)
「石座神社 (京都市)」の記事における「松明の神事の由来」の解説
昔、岩倉に2匹の大蛇が現れて、人々や田畑に危害を加えた。人々はおおいに苦しみ、大蛇の退去を願って様々な手法を用いても効果がない。神に祈っても無駄で途方に暮れていた。石座大明神に訴えたある夜、夢枕に老いた尼が立ち、「神火をもちて向え」と教授したという。夢が覚めて神前の燈火をうつして大蛇に対すると、大蛇は後ずさりしつつ、遂にいずれかへ逃げ去ったという。現在、雌雄の大蛇をかたどった松明を燃やす神事は、大蛇退治の模式であるという。
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