松下知代とは? わかりやすく解説

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松下知代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/14 05:53 UTC 版)

松下 知代(まつした ともよ)は、日本箏曲演奏家。広島県福山市生まれ。3歳より三上澄則に師事、二十絃箏を吉村七重、十七絃箏を宮越圭子、二十五絃箏野坂操寿を西陽子、三絃を藤井泰和、松野孝子に師事。箏曲三上社。熊本箏演奏者協会会員。

略歴

  • 1992年、作陽音楽大学邦楽専攻科在学中に日本箏曲会連盟コンクール第34回優秀賞受賞。生田流箏曲三上社師範に首席登第。
  • 1995年、NHK邦楽技能者育成会修了。
  • 1996年、NHK邦楽オーディションに「萌春」(長澤勝俊作曲)で合格。日本音楽集団入団。
  • 1999年、文化庁新進芸術家国内研修員。NHK邦楽オーディション「箏四重筝曲」長沢勝俊作曲で合格。長谷検校記念第5回全国邦楽コンクール奨励賞受賞。
  • 2001年、熊本市制100周年記念人づくり基金に選出。
  • 2008年、東京邦楽コンクール洗足学園賞受賞第2位(お箏部門第1位)。
  • 2010年、日本音楽集団退団。
  • 2014年、第21回 賢順記念くるめ全国箏曲コンクール 第1位 賢順賞受賞[1]韓国公州国学院定期演奏会ソリストとしてゲスト出演。
  • 2015年、Eテレにっぽんの芸能出演。韓国公州にて百済文化祭出演。第50回熊本県民文化懇話会新人賞受賞[2]
  • 2016年、第26回くまもと県民文化賞夢部門受賞[3]。くまもと大邦楽祭第22回くまもと全国邦楽コンクール奨励賞受賞[4]
  • 2017年、くまもと大邦楽祭第23回くまもと全国邦楽コンクール奨励賞受賞[4]

人物

  • 熊本を活動の拠点とし、学校公演、福祉施設、全国各地での演奏や、劇場音楽や洋楽、ソプラノ歌手やピアニストとの共演、アレンジや作曲など、邦楽のみのジャンルに留まらず洋楽や様々な芸術とコラボレーションに取り組んでいる。
  • 指導者としても活動を行い、コンサートをプロデュースし、後進の育成にも力を入れている[5]

出演

コンサート

  • 2000年、第15回国民文化祭ひろしま2000ジャズフェスティバルに秋吉敏子らとゲスト出演。
  • 2002年、自身のプロデュースによる箏模様~こともよう~vol.1を熊本にて開催(以降も熊本にて開催)。
  • 2012年、ソロアルバム『心箏』CD発表記念コンサートツアー開催。(熊本森都心プラザホール、広島県三次市プラザホール、岡山県岡山ルネスホール)
  • 2014年12月、韓国公州国学院定期演奏会ソリストとしてゲスト出演。
  • 2015年9月、日韓国交公州にて百済文化祭メインステージ自作曲「武寧王〜海を渡りし風の先にありし者〜」委嘱初演。
  • 2017 - 2018年、東京、福山、熊本三都市第7回リサイタル開催。

ラジオ

  • 2007年、NHK FM「邦楽百番」「三つのフェスタルバラード」で出演。
  • 2008年、RKKラジオでコンサート放送。

テレビ

  • 2015年7月17日 NHK Eテレ「にっぽんの芸能」「二十五絃箏曲《琵琶行》~白居易ノ経ニ勿フ~」で出演。

ディスコグラフィー

CD

  • 2009年、自作曲「届かぬ想い」ピアノと箏のデュオバージョンを含むマキシシングルCD。
  • 2012年、1stアルバム『心箏』(邦楽ジャーナル)。
  • 2017年、2ndアルバム『心箏Ⅱ』(邦楽ジャーナル)。

楽譜

  • 2010年、北川詩子作曲『『ある日のワルツ』『この地球に生まれて』、北川詩子編曲シリーズ日本の歌『春の小川、うみ、赤い花、白い花、月の砂漠』(自主出版)。
  • 2012年、自作曲 『届かぬ想い』 『追憶の雨』 (大日本家庭音楽会)。

脚注

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