松下真理子とは? わかりやすく解説

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松下真理子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/02 08:49 UTC 版)

松下真理子、松下まり子
生誕 大阪府
教育 京都市立芸術大学美術学部油画専攻
受賞 CAFAA賞
2016年 最優秀賞
公式サイト https://www.matsushita-mariko.com/
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松下 真理子(まつした まりこ)は、日本現代美術作家

人物・来歴

1980年 日本の大阪府吹田に生まれる。

幼少期、最初の表現は、性的暴力からの治癒と理解のために書きはじめた無数の詩だった。

精神的な模索と言葉によらない方法を求め、芸術を志す。

2004年 京都市立芸術大学美術学部油画専攻を卒業。

工場での労働のかたわら独自の絵画表現を再開し、2016年《Margarita7》をはじめとする作品群で、第二回CAFFA賞(CAF・アーティスト・アワード)グランプリを受賞する。

翌年、ロンドンにてデルフィナ財団のレジデンスに滞在し、インド、ペルー、韓国、サウジアラビアなどの女性芸術家たちと親交を結ぶ。のちにアウシュヴィッツ、フィリピンの「赤い家」などを訪れ、絵画を制作する。

2020年 スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチに影響を受けた「愛の飾らぬ言葉において」、2021年J.M.クッツェーの著書から名付けた《Friday》を含む「人間の声」を発表し、重要な転換期を迎える。

2023年の7月から8月まで占領下のパレスチナヨルダン川西岸地区に滞在していた。

主な展覧会

個展

2024年

  • 「人間動物」原爆の図 丸木美術館、埼玉
  • 「うまれ」gallery TOWED、東京

2023年

  • 「すべて水に映る」KEN NAKAHASHI、東京

2022年

  • 「生命」松下真理子企画、アマポーラ・プラダと松下真理子による二人展、KEN NAKAHASHI、東京

2021年

2020年

  • 「愛の飾らぬことばにおいて」銀座蔦屋書店 GINZA ATRIUM、東京
  • 「居住不可能として追放された土地」KEN NAKAHASHI、東京

2019年

  • 「Oasis」KEN NAKAHASHI、東京

2018年

  • 「Silent Resistance to Oblivion」KEN NAKAHASHI、東京
  • 「RAW」KEN NAKAHASHI、東京

2016年

  • 「IDO」matchbaco (現KEN NAKAHASHI)、東京

2015年

  • 「MARIKO」matchbaco、東京

2014年

  • 「微笑むを犯す」HBギャラリー ファイルコンペvol.24 大賞個展、東京
  • 「楽園とその他の実験」代々木アートギャラリー、東京

2013年

  • 「幼い頃に切除すればそれは大きく美しくなる」ギャラリー福果、東京

脚注

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