東京大学音楽部コールアカデミーとは? わかりやすく解説

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東京大学音楽部コールアカデミー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/26 13:16 UTC 版)

東京大学音楽部コールアカデミー(とうきょうだいがくおんがくぶコールアカデミー)は、東京大学の学生によって構成された男声合唱団である。東京六大学合唱連盟に加盟している。

歴史

1920年(大正9年)に東京帝国大学音楽部合唱団として創設され、1947年(昭和22年)から「東京大学音楽部コールアカデミー」となる。現在は有村祐輔の下で指導を受け、西洋古典をメインのレパートリーとしているほか、日本人作曲家への新作委嘱も行っている。

常任指揮者は1933年(昭和8年)に伊藤武雄1946年(昭和21年)に薗田誠一1954年(昭和29年)からは前田幸市郎が務め、1989年(平成元年)の前田の没後は常任指揮者を定めていない。

1948年(昭和23年)の第1回全日本合唱コンクール全国大会学生部門に関東支部代表として出場、審査員の採点では一位だったが演奏規定違反(人数超過)により失格となり、優勝はならなかった[1](優勝は福岡女子高等学校)。前田の常任指揮者就任後はコンクールに出ないことを運営方針とし、現在に至っている。

活動の中心は毎年行われる東京六大学合唱連盟定期演奏会、東大・京大ジョイントコンサート、定期演奏会、の3つの演奏会と、隔年で行われるBESETOHA合唱祭である。

主な録音に、CD『戦旅 髙田三郎作品集6』(ビクターエンタテインメント のち日本伝統文化振興財団)に収録されている男声合唱組曲「野分」(髙田三郎指揮)や、LP『東京六大学男声合唱 実況録音盤』(キングレコード)に収録されている「ルネッサンス合唱曲集」(津山重雄指揮)がある。

主な初演作品

参考文献

  • 「創立50周年特別企画 焼跡のなかから燃えあがった合唱の灯」- 社団法人全日本合唱連盟機関誌「ハーモニー」No.92、1995年4月10日発行。

脚注

  1. ^ 「ハーモニー」No.92、p.20

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