来迎寺 (鎌倉市西御門)とは? わかりやすく解説

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来迎寺 (鎌倉市西御門)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/20 13:40 UTC 版)

来迎寺
所在地 神奈川県鎌倉市西御門1-11-1
位置 北緯35度19分42秒 東経139度33分39秒 / 北緯35.32833度 東経139.56083度 / 35.32833; 139.56083
山号 満光山
宗派 時宗
本尊 阿弥陀如来
創建年 永仁元年(1293年
開山 一向
札所等 鎌倉三十三観音霊場5番札所、鎌倉二十四地蔵霊場2番札所、鎌倉十三仏霊場10番札所
文化財 木造如意輪半跏像、木造地蔵菩薩坐像(以上、神奈川県重要文化財)、木造跋陀婆羅尊者立像(鎌倉市指定文化財)
公式サイト 宗教法人来迎寺【公式ホームページ】|鎌倉市西御門
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来迎寺(らいこうじ)は、神奈川県鎌倉市にある時宗寺院

歴史

1293年永仁元年)、一向によって開山された。一向ではなく一遍が開山という説もある。当寺公式サイトでは開山は一向としている[1][2]

当寺の本尊阿弥陀如来である。客仏として如意輪観音地蔵菩薩・跋陀婆羅尊者がある。この3体の像は源頼朝を葬った法華堂(現・白旗神社)にあったものだが、明治神仏分離により法華堂が神社となったため、当寺に移されたものである。なお近年の研究によると、如意輪観音は光福寺(廃寺)から、地蔵菩薩と跋陀婆羅尊者は報恩寺(廃寺)から法華堂に移されたことが判明している[1][2]

文化財

  • 木造如意輪半跏像(神奈川県重要文化財 昭和29年7月27日指定)[3]
  • 木造地蔵菩薩坐像(神奈川県重要文化財 昭和29年7月27日指定)[3]
  • 木造跋陀婆羅尊者立像(鎌倉市指定文化財 昭和49年10月11日指定)[4]

交通アクセス

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b 来迎寺について来迎寺
  2. ^ a b 神奈川県高等学校教科研究会社会科部会歴史分科会 編『神奈川県の歴史散歩 下(歴史散歩14) 鎌倉・湘南・足柄』山川出版社、2005年、15-16p
  3. ^ a b 神奈川県文化財目録(市町村別)神奈川県、38p
  4. ^ 鎌倉市指定文化財一覧(彫刻)鎌倉市、16p

参考文献

  • 神奈川県高等学校教科研究会社会科部会歴史分科会 編『神奈川県の歴史散歩 下(歴史散歩14) 鎌倉・湘南・足柄』山川出版社、2005年

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