最明寺 (川越市)
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最明寺 | |
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所在地 | 埼玉県川越市小ケ谷61 |
位置 | 北緯35度54分51.4秒 東経139度27分13.9秒 / 北緯35.914278度 東経139.453861度座標: 北緯35度54分51.4秒 東経139度27分13.9秒 / 北緯35.914278度 東経139.453861度 |
山号 | 瑶光山 |
宗派 | 天台宗 |
本尊 | 阿弥陀如来 |
創建年 | 弘長2年(1262年) |
開基 | 北条時頼 |
公式サイト | 瑶光山 最明寺 |
歴史
1262年(弘長2年)、北条時頼の開基である。当地には元々草庵があり、「瑶光房道円」と称する僧侶が住んでいた。道円は幼名「千寿丸」といい、鎌倉幕府第2代将軍源頼家の子であった。反北条勢力によって源氏再興の旗印として担がれたが、時勢及ばず、遂に出家してこの地に隠棲していた[1][2]。
その後、執権を辞した北条時頼は全国行脚の旅に出ていた。そして当地にて道円に出会い、その境遇に同情した時頼は鎌倉に帰還した後、源氏の供養のために寺を創建して、道円をその長に据えた。これが当寺の起源である[1][2]。
交通アクセス
- 西川越駅より徒歩12分。
脚注
参考文献
- 埼玉県佛教会 監修『埼玉のお寺 埼玉県寺院全集』千秋社、2001年
外部リンク
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