暗黒時代 (中日ドラゴンズ)とは? わかりやすく解説

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暗黒時代 (中日ドラゴンズ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/10 14:41 UTC 版)

中日ドラゴンズの「暗黒時代」(ちゅうにちドラゴンズのあんこくじだい)は、日本プロ野球セントラル・リーグに所属する中日ドラゴンズ2013年から2024年までの12シーズン中11回のBクラス、そのうち4回のリーグ最下位となった低迷期を指す俗称である[1][2]

概要

「暗黒時代」の12シーズンのうち、優勝はおろかAクラス入り(上位3位入賞)を果たしたのは2020年の1回のみであり、Bクラス入りは11回、そのうち4回は最下位という結果に終わっている。また、2022年から2024年までは3年連続最下位、うち2023年、2024年は2年連続400得点未満となっており、これらの連続記録はいずれも球団ワースト記録である。この期間中、勝率が.500を上回ったシーズンは2020年の1度のみであり、全球団に対して負け越したシーズンも存在する。

監督 レギュラーシーズン 備考

2013 セ・リーグ 高木守道 4 64 77 3 .454
2014 谷繁元信 4 67 73 4 .479
2015 5 62 77 4 .446 44年ぶりの3年連続Bクラス
2016 谷繁元信
森繁和
6 58 82 3 .414
2017 森繁和 5 59 79 5 .428
2018 5 63 78 2 .447
2019 与田剛 5 68 73 2 .482
2020 3 60 55 5 .522 暗黒時代唯一のAクラス入り
2021 5 55 71 17 .437
2022 立浪和義 6 66 75 2 .468
2023 6 56 82 5 .406
2024 6 60 75 8 .444 球団史上初の3年連続最下位
通算:12年 738 897 60 .452 日本一 0回
Aクラス 1位 0回 1回
2位 0回
3位 1回
Bクラス 4位 2回 11回
5位 5回
6位 4回

球団環境

落合博満監督時代の2004年から2011年にかけては、優勝4回・日本シリーズ進出5回(うち日本一1回)、全期間Aクラスの黄金時代を迎えていた中日ドラゴンズだったが、主力の入れ替えはあったもののレギュラーメンバーの面子がほぼ変わらず高齢化。落合時代に指名された若手選手の台頭が少なく、高木守道監督時代に入り世代交代に失敗してしまった。

関連項目

脚注

  1. ^ 「最悪の暗黒時代ですよ」2年連続最下位の中日にOBの谷沢氏が“愛の喝” | BASEBALL KING”. BASEBALL KING (2023年12月22日). 2024年12月27日閲覧。
  2. ^ 中日・立浪監督、今季最終戦セレモニーあいさつ全文:中日スポーツ・東京中日スポーツ”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ. 2024年12月27日閲覧。



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