昭和14年1月場所4日目、双葉山対安藝ノ海
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1939年1月15日に行われた双葉山70連勝ならずの「世紀の一番」。安藝ノ海が双葉山を左外掛けによる奇襲で破る。この取り組みまで双葉山は無敵の69連勝を記録、誰もが70連勝の達成を信じて疑わなかった。安藝ノ海は双葉山攻略法を研究しており、それが実った形となった。その模様のラジオ中継では和田信賢の「70古来やはり稀なり」の名言が生まれた。日本のスポーツ史上で最初の号外で伝えられたといわれている。双葉山が敗れた瞬間、国技館では座布団だけでなくビール瓶、果ては火鉢までが宙を舞ったと伝えられる。安藝ノ海は後に横綱に昇進しているが、双葉山からの白星はこの1勝のみである。
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