昨対
昨対とは、ビジネスシーンにおいて「昨年(度)との対比」という意味で用いられるジャーゴン(業界用語)。「昨対比」とも言う。ほぼ「前年比」と同義。対比は年単位とは限らず、むしろ月単位・シーズン単位であることも多い。つまり昨対は大抵「昨年度の同じ時期との対比」である。
ビジネスにおいては業績の成長の維持が最重要事項のひとつといえる。成長の度合いは過去の業績と比べることで可視化できる。しかし前月や半年前の数字と比べると、季節要因による変動が大きく、まともな分析ができない場合も多い。そのため、季節要因が揃う「前年の同じ時期」が比較の対象に選ばれる。
業績が伸びて数字が昨年の同時期を超えた状況を「昨対超え」と表現することがある。業績が振るわず数字が昨年の同時期を下回る状況は「昨対割れ」という。
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