星宮神社古墳 (下野市)とは? わかりやすく解説

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星宮神社古墳 (下野市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/05 03:32 UTC 版)

星宮神社古墳
別名 星の宮神社古墳
所在地 栃木県下野市細谷
位置 北緯36度25分50.07秒 東経139度50分6.73秒 / 北緯36.4305750度 東経139.8352028度 / 36.4305750; 139.8352028 (星宮神社古墳)座標: 北緯36度25分50.07秒 東経139度50分6.73秒 / 北緯36.4305750度 東経139.8352028度 / 36.4305750; 139.8352028 (星宮神社古墳)
形状 円墳
規模 直径46m
埋葬施設 横穴式石室
出土品 人骨片・馬鐸ほか副葬品多数・須恵器埴輪
築造時期 6世紀後半
史跡 なし
地図
星宮神社
古墳
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星宮神社古墳(ほしのみやじんじゃこふん、星の宮神社古墳)は、栃木県下野市細谷(ほそや)にある古墳。形状は円墳。史跡指定はされていない。

概要

出土品
しもつけ風土記の丘資料館展示。

栃木県南部、姿川西岸の段丘上に築造された古墳である[1]。現在は墳頂に星宮神社が所在し、1982年昭和57年)に発掘調査が実施されている[1]

墳形は円形で、直径約46メートルを測る[1]。墳丘表面では円筒埴輪形象埴輪が検出されている[2]。埋葬施設は横穴式石室で、川原石の小口積みによって構築される[1]。玄室は長さ7.1メートル・幅1.9メートルを測り、前面に現存長さ0.75メートルの羨道が接続する[1]。石室内からは人骨片(歯)のほか、副葬品として鉄鉾1・鹿角装大刀1・飾金具1・釧1・耳環2・玉類・馬具(轡2・雲珠2・辻金具2・馬鐸3・鉸具3)などが検出されている[1]。特に馬鐸は類例の少ない優品として注目される[1]。築造時期は古墳時代6世紀後半頃と推定される[1][2]

関連施設

  • しもつけ風土記の丘資料館(下野市国分寺) - 星宮神社古墳の出土品等を保管・展示。

脚注

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参考文献

(記事執筆に使用した文献)

関連文献

(記事執筆に使用していない関連文献)

  • 栃木県文化振興事業団 編 『星の宮神社古墳・米山古墳(栃木県埋蔵文化財報告書 第76集)』栃木県教育委員会、1986年。 



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