昆虫のTLR
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/29 15:09 UTC 版)
ショウジョウバエではTLRが元来のTollを含め9種見つかっている。しかしいずれも脊椎動物とは異なり、病原体分子を直接結合するものではない。現在知られているところでは、体液中にあるパターン認識タンパク質(PGRP、GNBPなど)に標的が結合するとプロテアーゼカスケードが活性化され、最終的にSpätzleというタンパク質が活性化され、これがToll受容体に結合して機能する。
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