日本軍慰安婦問題関西ネットワーク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/07/26 22:58 UTC 版)
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日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク(にほんぐんいあんふもんだいかんさいネットワーク)は、日本軍の慰安婦問題を解決するために活動している市民団体[1]。日本政府に謝罪や賠償を要求する運動を行っている[2]。
歴史
- 2008年 - 結成[3]
役員
共同代表
- 方清子(パンチョンジャ)[3] - 在日韓国民主女性会大阪本部事務局長、軍事基地と女性ネットワーク運営委員
- 西村寿美子[4] - 軍事基地と女性ネットワーク運営委員
- 奥田和弘[4] - 聖和大学名誉教授、前社民党京都府連合幹事長、前日本キリスト教教育学会会長
- 田中ひろみ[4] - 劇団水曜日、朝鮮学校を支える宝塚市民の会
活動
- 韓国挺身隊問題対策協議会と共同で、日本政府に謝罪を要求している[3]。
- 橋下徹大阪市長の慰安婦に関する発言について、慰安婦であった金福童を招いて2012年9月23日に抗議集会を行った。この際に、集会に抗議に来た男性とのあいだでトラブルが発生した。その後、男性側の被害届により、共同代表宅数軒に大阪府警察公安三課(過激派担当)による家宅捜索が行われた[5]。 『週刊金曜日』は、被害男性を在日特権を許さない市民の会会員だとしている[5][要高次出典]。
- 共同代表の方清子は、韓国籍を持つ在日韓国人であるが、朝鮮学校支援活動を行っているとして、駐大阪韓国領事館に旅券発給を拒否された[6]。
- 元従軍慰安婦の金福童と吉元玉は、2013年5月24日に橋下徹大阪市長と市役所で面会する予定だったが、市長の慰安婦強制連行をめぐる発言を受けて、当日の朝になって面会の中止が支援団体の同ネットワークから市に伝えられた[7]。2人は「橋下氏の発言に傷つき、会いたくなくなった」と話しているとされ[8]、「謝罪パフォーマンスを拒否する。市長に会う価値も理由もない」とするメッセージが公表された[9]。同ネットワークは市長を批判する声明を発表し、抗議文を大阪市幹部に手渡した[10]。記者会見で、同ネットワーク共同代表の西村寿美子は市長の辞任を求め[11]、方清子は「橋下市長が仮に面会で謝罪したとしても、本心からではないのは明らかだ」と主張した[12]。同行してきた韓国挺身隊問題対策協議会共同代表の尹美香は「橋下市長が発言を変えると期待していた」と話した[12]。面会が急遽中止となったことを受けて、市の担当者は「今後、仮に再面会の申し入れがあっても、調整は難しくなるだろう」と語った[13]。
- 2013年9月11日、在韓国日本大使館前で慰安婦問題の解決を求めるとして水曜デモを開催し、「日本人として日本政府に代わり謝罪する」と表明した[2]。なお、韓国の報道機関は、同ネットワークを「日本の市民団体」として報じている[14][15]。
- 従軍慰安婦に関するドキュメンタリー映画「終わらない戦争」を学習教材として貸し出す運動を行っており[16]、広島大学が一般教養科目の講義として、この映画の鑑賞を生徒に課している[17]。
脚注
- ^ “8月は、日本軍「慰安婦」問題=軍事性奴隷制度を考える月に 9”. Women’s Action Network (2012年8月26日). 2014年7月18日閲覧。
- ^ a b “「日本国民として韓国の元従軍慰安婦に謝罪」=日本市民団体が政府に代わって―韓国紙”. レコードチャイナ (2013年9月13日). 2014年7月18日閲覧。
- ^ a b c “慰安婦問題、「日本の民間団体」が政府に代わり韓国に謝罪=中国”. サーチナ (2013年9月13日). 2014年7月19日閲覧。
- ^ a b c “シベリア特措法に関する共同声明(第1次集約)”. 平和フォーラム (2010年7月10日). 2014年7月18日閲覧。
- ^ a b 村上恭介「極右「在特会」の「被害届」に便乗して市民団体を強制捜索――大阪の公安が相次ぎ運動弾圧」、『週刊金曜日』2013年3月1日号2013年3月15日、2013年8月3日閲覧。
- ^ “駐大阪韓国領事館 朝鮮学校支援を理由に 旅券発給拒否”. 韓統連大阪. 在日韓国民主統一連合 (2013年3月30日). 2014年7月18日閲覧。
- ^ “橋下氏との面会を中止 元従軍慰安婦「無理」”. 日本経済新聞 (2013年5月24日). 2014年7月18日閲覧。
- ^ “元慰安婦の面会ドタキャン、そのわけは…”. MSN産経west (2013年5月24日). 2014年7月18日閲覧。
- ^ “橋下市長と面会「価値ない」元慰安婦ドタキャン”. Sponichi Annex (2013年5月23日). 2014年7月18日閲覧。
- ^ “橋下氏との面会中止…元慰安婦「パフォーマンス」と反発”. Sponichi Annex (2013年5月24日). 2014年7月18日閲覧。
- ^ Eric Johnston (2014年5月25日). “Ex-sex slaves won’t meet Hashimoto” (英語). The Japan Times. 2014年7月18日閲覧。
- ^ a b “元慰安婦:橋下氏と「会うこと自体衝撃」 中止理由説明”. 毎日jp (2013年5月24日). 2013年7月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年7月18日閲覧。
- ^ “橋下氏との面会を中止 元慰安婦「会いたくない」”. 日本経済新聞 (2013年5月24日). 2014年7月18日閲覧。
- ^ “慰安婦:日本の市民団体「政府に代わり謝罪する」”. 朝鮮日報 (2013年9月12日). 2014年7月18日閲覧。
- ^ “日本の市民団体「慰安婦おばあさん、頑張って下さい」”. 中央日報 (2013年9月12日). 2014年7月18日閲覧。
- ^ 日本軍慰安婦問題関西ネットワーク [1]
- ^ 産経新聞 2014.5.21 08:18 講義で「日本の蛮行」訴える韓国映画上映 広島大准教授の一方的「性奴隷」主張に学生から批判 [2]
関連項目
外部リンク
- 日本軍慰安婦問題関西ネットワークのページへのリンク