新砥村
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/05/03 05:10 UTC 版)
| あらとそん 新砥村 |
|
|---|---|
| 廃止日 | 1955年4月1日 |
| 廃止理由 | 新設合併 新砥村、万歳村、本郷村 → 哲多町 |
| 現在の自治体 | 新見市 |
| 廃止時点のデータ | |
| 国 |  日本 |
| 地方 | 中国地方（山陽地方） |
| 都道府県 | 岡山県 |
| 郡 | 阿哲郡 |
| 市町村コード | なし（導入前に廃止） |
| 総人口 | 2,204人 （国勢調査、1950年） |
| 隣接自治体 | 野馳村、矢神村、神代村、本郷村、万歳村、川上郡湯野村、新見市 |
| 新砥村役場 | |
| 所在地 | 岡山県阿哲郡新砥村大字蚊家 |
| ウィキプロジェクト | |
新砥村（あらとそん[1] / あらとむら[2]）は、岡山県阿哲郡にあった村。現在の新見市哲多町蚊家・哲多町大野・哲多町田淵にあたる。
地理
歴史
- 1889年（明治22年）6月1日、町村制の施行により、哲多郡蚊家村、大野村、田淵村が合併して村制施行し、新砥村が発足[1][2]。旧村名を継承した蚊家、大野、田淵の3大字を編成[2]。
- 1900年（明治33年）4月1日、郡の統合により阿哲郡に所属[1][2]。
- 1908年（明治41年）田淵に大田信用購買組合が設立し、1927年（昭和2年）新砥信用購買組合に改称し蚊家に事務所を置いた[2]。
- 1914年（大正13年）新砥郵便局開設[2]。
- 1930年（昭和15年）新砥森林組合設立[2]。
- 1955年（昭和30年）4月1日、阿哲郡万歳村、本郷村と合併し、町制施行し哲多町を新設して廃止された[1][2]。合併後、哲多町大字蚊家・大野・田淵となる[2]。
地名の由来
村内北西部の荒戸山にちなみ、新しく研ぎ磨くとの意味による[2]。
産業
教育
- 1926年（大正15年）大田小学校、蚊家小学校に新砥青年訓練所を開設[2]。1935年（昭和10年）新砥青年学校となり、1943年（昭和18年）蚊家に校舎を新築したが1948年（昭和23年）閉校となった[2]。
- 1947年（昭和22年）蚊家に新砥中学校開校[2]。
脚注
参考文献
- 角川日本地名大辞典 33 岡山県
- 『市町村名変遷辞典』東京堂出版、1990年。
関連項目
- 新砥村のページへのリンク
