新燃料対応の実験
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/30 05:02 UTC 版)
「クズネツォフ NK-8」の記事における「新燃料対応の実験」の解説
1988年、新しい燃料を使用した試験が実施され、NK-8-2型が従来のケロシンの代わりに低温燃料に対応するようにNK-88として改造された。この実験は液体水素(液体状態で保存して噴射装置へは -170 °Cで送る)または液化天然ガス(液体状態で保存して噴射装置へは -70 °Cで送る)を燃料として使用する事を企図していた。ツポレフTu-154Bを改造した: ツポレフ Tu-155が使用された。新型の NK-89という2種類の燃料対応型(ケロシン/ 液化天然ガス)も同様にツポレフTu-156として提案されたが、計画はソビエト連邦の崩壊により中断された。
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