新井純_(昭和シェル石油)とは? わかりやすく解説

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新井純 (昭和シェル石油)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/30 13:53 UTC 版)

新井 純(あらい じゅん、1959年2月28日[1] - )は、日本実業家昭和シェル石油昭和四日市石油元社長。神奈川県出身[2]

人物

早稲田大学では大塚良平の研究室で鉱物工学を学ぶ。大学卒業後は、当時ロイヤル・ダッチ・シェルグループの日本法人であったシェル石油に入社し、約15年間は石油開発のエンジニアとして働く。昭和石油と合併して昭和シェル石油となったのち、為替損失の影響で石油開発プロジェクトから総撤退となったあとも同社に在籍[3]。全く畑の違ったファイナンス業務に就いて、会社の建て直しに奮起したのち[3]、主に経理・企画畑でキャリアを積み、経営情報室長、経理部長、執行役員、取締役、常務を歴任した[4]

2008年8月、前任の村山康夫が健康上の理由から急遽辞任したため、異例の49歳の若さで昭和シェル石油の代表取締役社長代行に就任[4]。同年11月より正式に社長に就任した[5]

2014年3月27日付で同社の社長及びグループCOOを退任し、当時昭和シェル石油が筆頭株主であった昭和四日市石油の社長兼最高経営責任者に就任[3][6][7][8]。2017年3月をもって退任[9]

現在は、良品計画の社外監査役、三井住友DSアセットマネジメント協和キリン社外取締役を務める[1]

略歴

脚注

  1. ^ a b 7453 良品計画 | 役員の状況 - 新井純”. IR BANK. 2022年1月28日閲覧。
  2. ^ 過去放送”. 戦士の逸品. テレビ東京. 2022年1月28日閲覧。
  3. ^ a b c 新井純(インタビュー)「夢を語れ! 30年先は、 これからの30年の中にある。」『早稲田大学 創造理工学部・研究科』https://www.cse.sci.waseda.ac.jp/careers/ob/araijun/2022年1月28日閲覧 
  4. ^ a b “昭和シェル石油、社長代行に新井純常務が緊急登板”. レスポンス. (2008年8月6日). https://response.jp/article/2008/08/06/112497.html 2022年2月3日閲覧。 
  5. ^ “昭和シェル:新井社長代行が正式に社長就任-5日付で”. Bloomberg. (2008年11月5日). https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2008-11-05/K563OL6JTSE801 2022年2月3日閲覧。 
  6. ^ “昭和四日市石油社長に新井氏”. 日本経済新聞. (2014年3月7日). https://www.nikkei.com/article/DGXNASDZ07091_X00C14A3TJ1000/ 2022年1月28日閲覧。 
  7. ^ 岡田雄至 (2014年2月14日). “昭シェル:新井COO退任へ、子会社社長に-香藤CEOに権限一元化”. Bloomberg. https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2014-02-14/N0ZCW96K50YG01 2022年1月28日閲覧。 
  8. ^ 全社運動総決起集会を開催しました。”. 昭和四日市石油株式会社 (2014年3月17日). 2022年1月28日閲覧。
  9. ^ “昭和四日市石油社長に山田氏”. 日本経済新聞. (2017年3月10日). https://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ10IJM_Q7A310C1TJ1000/ 2022年1月28日閲覧。 



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