新いばらき
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新いばらき | |
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種類 | 日刊紙 |
サイズ | ブランケット版 |
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事業者 | 新いばらきタイムス社 |
本社 | 茨城県水戸市南町1丁目4番1号 |
代表者 | 福田 聖一 |
創刊 | 1952年4月 |
廃刊 | 2003年4月17日 |
言語 | 日本語 |
新いばらき(しんいばらき)は、新いばらきタイムス社が茨城県水戸市南町で編集・発行していた県域地方新聞。1952年4月創刊。
概要
1952年(昭和27年)4月に旬刊誌として創刊。1953年(昭和28年)に週刊誌、1954年(昭和29年)3日刊、1956年(昭和31年)に日刊紙となる[1]。朝刊紙であった[2]。1970年頃には140人の社員を抱え、林十江や水戸空襲など、郷土に関する連載や書籍の出版も多く行った[3][4][5][6]。
発行部数は公称62,000部であったが、県内に地元新聞が3紙(他に茨城新聞、常陽新聞)あって全国紙の攻勢と平成不況も重なり、売り上げの落ち込みと広告収入減により経営難になった。主取引銀行であった常陽銀行の支援も得られなくなり、2003年(平成15年)4月18日(通算16674号)で廃刊[7]し、その後新いばらきタイムス社も自己破産した。
脚注
- ^ 『茨城県会社要覧 昭和49年版』常陽産業開発センター、1974年、27頁。doi:10.11501/11939608。
- ^ 野田光春『雑学かわら版 続』新いばらきタイムス社、1982年10月。doi:10.11501/12411569。
- ^ 『日本新聞雑誌便覧 1974年版』日本新聞雑誌調査会マスコミ資料センター、1974年、98頁。doi:10.11501/12277627。
- ^ 『地方の出版 1』日本図書館協会、1975年、11頁。doi:10.11501/12277050。
- ^ 『林十江』新いばらきタイムス社、1978年11月。doi:10.11501/12680550。
- ^ 『水戸市史 下巻 3』水戸市、1998年5月、964頁。doi:10.11501/3038720。
- ^ 井手よしひろ. “茨城県の地元新聞「新いばらき」廃刊”. www.jsdi.or.jp. 2025年5月24日閲覧。
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