新いばらきとは? わかりやすく解説

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新いばらき

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/24 15:40 UTC 版)

新いばらき
種類 日刊紙
サイズ ブランケット版

事業者 新いばらきタイムス社
本社 茨城県水戸市南町1丁目4番1号
代表者 福田 聖一
創刊 1952年4月
廃刊 2003年4月17日
言語 日本語
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新いばらき(しんいばらき)は、新いばらきタイムス社が茨城県水戸市南町で編集・発行していた県域地方新聞1952年4月創刊。

概要

1952年(昭和27年)4月に旬刊誌として創刊。1953年(昭和28年)に週刊誌、1954年(昭和29年)3日刊、1956年(昭和31年)に日刊紙となる[1]。朝刊紙であった[2]。1970年頃には140人の社員を抱え、林十江水戸空襲など、郷土に関する連載や書籍の出版も多く行った[3][4][5][6]

発行部数は公称62,000部であったが、県内に地元新聞が3紙(他に茨城新聞常陽新聞)あって全国紙の攻勢と平成不況も重なり、売り上げの落ち込みと広告収入減により経営難になった。主取引銀行であった常陽銀行の支援も得られなくなり、2003年(平成15年)4月18日(通算16674号)で廃刊[7]し、その後新いばらきタイムス社も自己破産した。

脚注

  1. ^ 『茨城県会社要覧 昭和49年版』常陽産業開発センター、1974年、27頁。doi:10.11501/11939608 
  2. ^ 野田光春『雑学かわら版 続』新いばらきタイムス社、1982年10月。doi:10.11501/12411569 
  3. ^ 『日本新聞雑誌便覧 1974年版』日本新聞雑誌調査会マスコミ資料センター、1974年、98頁。doi:10.11501/12277627 
  4. ^ 『地方の出版 1』日本図書館協会、1975年、11頁。doi:10.11501/12277050 
  5. ^ 『林十江』新いばらきタイムス社、1978年11月。doi:10.11501/12680550 
  6. ^ 『水戸市史 下巻 3』水戸市、1998年5月、964頁。doi:10.11501/3038720 
  7. ^ 井手よしひろ. “茨城県の地元新聞「新いばらき」廃刊”. www.jsdi.or.jp. 2025年5月24日閲覧。



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