文化アパートメント
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文化アパートメント(ぶんかアパートメント)は、現在の東京都文京区にかつてあった共同住宅。1922年(大正11年)、森本厚吉が設立した財団法人文化普及会(文化普及會)によって建設された、日本初の洋式集合住宅である[3][4][5]。1926年(大正15年)12月に開館し、1943年(昭和18年)3月に閉鎖された[6]。
- ^ 着工直前の関東大震災の影響で、四階建てに変更。昭和7年になって、増築されて当初の予定通りの五階建てになった。服部岑生著『「間取り」の世界地図 暮らしの知恵としきたり』(2006年、青春出版社、76〜82ページ)
- ^ 現在の文京区本郷2-2-9
- ^ “文化アパートメントの生活 日本初めてのアパートメント・ハウス”. 新渡戸文化学園. 2013年12月28日閲覧。
- ^ “御茶の水の文化普及会文化アパート”. 大林組. 2014年1月7日閲覧。
- ^ “吉野作造と建築”. 吉野作造記念館. 2014年1月7日閲覧。
- ^ “森本厚吉年譜”. 新渡戸文化学園. 2013年12月28日閲覧。
- ^ “文化アパートメントの生活 経済的な生活”. 新渡戸文化学園. 2013年12月28日閲覧。
- ^ “お茶の水文化アパートメント”. 一粒社ヴォーリズ建築事務所. 2013年12月28日閲覧。
- ^ 兇器 江戸川乱歩(昭和29年)に「采女町の開化アパートの二階へ引っ越しており、事務所兼住宅にしていた。」との記述がある。
- 1 文化アパートメントとは
- 2 文化アパートメントの概要
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