攫払
- 持逃ケシタル者ノコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・群馬県〕
- 本類「かけこみ」(※「かけこみ」)同意。〔第三類 犯罪行為〕
- (一)掻き払ふの促音、「かッふァらひ」に同じ。「靴を-ふ」。(二)昼盗。
- 店頭の金品を窃取逃走する所為を云ふ。犯罪者間にては此の掻払を侮蔑する風がある。何故なれば掻払は「かけだしもの」〔(犯罪)初心者〕にも容易に出来る故、掻払をなす者はまだ「かけだしもの」で「ふけ」や「あきす」の出来ないものが喰ふに困つて多く食品等を窃取するより。
- 軒下、玄関、勝手口に於ける窃盗 大阪。
- 窃盗の一種、街路、玄関、勝手、店先などで、商品その他の物を窃取する泥棒。〔一般犯罪〕
- 店頭の金品を窃取逃走すること。
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