挟み平(挟平格)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/09 14:00 UTC 版)
押韻をしない句における句末の○●●は、●○●をもって換えることができる。このとき、二四不同二六対は破られても構わない。 挟み平の例 李白の詩「峨眉山月歌」を例に挙げる。 ○○|○●|●○◎ (峨眉山月半輪秋) ●●|○○|○●◎ (影入平羌江水流) ●●|○○|●○● (夜発清渓向三峡) ●○|●●|●○◎ (思君不見下渝州) 3句目(転句という)の末にあらわれているのが、挟み平である。
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