扇型庫の存廃問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 06:58 UTC 版)
宇和島運転区の扇形庫は1941年に建設され、転車台(1937年設置)と共に当時運用されていたC12形蒸気機関車などの運用拠点として使用されていた。無煙化後使用機会は大きく減少し、現在ではイベント列車などが使用する程度である。このためJR四国は、扇形庫と転車台について使命を終えたとし、土地の売却のために解体するとしている。これに対し、愛媛県などで建造物の保存と活用に取り組む有志らの団体が、JR四国から転車台と扇型庫を含む売却予定の土地を借り受け、アトリエなどとして再活用する計画を打ち出しているが、資金不足で実現できるかどうか不明である。
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