所属ジムについて
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/07 19:10 UTC 版)
白井義男は、日本の生んだ世界王者の中で唯一、正式にジムに所属せず欧米式のマネジメント制度のもとでチャンピオンになった人物である。戦後所属していた王子拳道会(現・帝拳)から、カーン博士がマネジメント等諸権利を買い取ってからは、自宅兼プライベートジム(通称:シラカーンジム)で練習を行った。日本式ジム制度に固執する協会からは猛反発を受けたものの、日本人初の世界チャンピオンで当時の英雄であった白井の前では最終的に妥協し、白井のみを日本式ジム制度の例外とし、以後は一切例外を認めないこととした。よく世界王者一覧の表に載っている白井義男の所属ジムとなっている『シライ』とは、現在でも日本式ジム制度以外を認めない協会が、協会外で活動していた白井の所属をフリーと記述するわけにはいけない事情から、白井の自宅兼プライベートジムをシライジムとして記述したもので、実態を伴ったものではない。
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