患者紹介ビジネス

デジタル大辞泉

かんじゃしょうかい‐ビジネス〔クワンジヤセウカイ‐〕【患者紹介ビジネス】

読み方：かんじゃしょうかいびじねす

民間業者が仲介料を受け取って、高齢者施設の入居者を患者として医療機関に紹介すること。

[補説] 違法ではないが、患者が病院を自由に選びにくく、不必要な往診など過剰な診療が行われる可能性がある、などの問題点が指摘されている。

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患者紹介ビジネス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/03/17 00:42 UTC 版)

「紹介 (医療)」の記事における「患者紹介ビジネス」の解説

民間業者が、有料老人ホームの入居者などを患者として医療機関に紹介し、仲介料金を徴収する例がある。この際、医師が診療報酬から業者に紹介料を支払うなどするケースも多く、報道機関が「患者紹介ビジネス」と名付け問題視している。 厚生労働省は、患者紹介ビジネスの存在により、患者が自由に医療機関を選べないことによって、過剰診療に結び付きやすいとして、2014年度から省令を改正し、患者紹介ビジネスを禁止する方針を決めている。