心・意・識の同義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/01 04:28 UTC 版)
「識」も参照 心と意と識とは、阿含以来、同義語と解されている。それは五蘊であれば識蘊、十二処であれば意処であるが、十八界でいうと七心界(眼識界、耳識界、鼻識界、舌識界、身識界、意識界、意界)となる。意界(意根)は、現在にはたらいた六識が、次の刹那過去に去ったとき、それが引き続いて現在に生起してくる次の識のよりどころとなる。五蘊の識蘊は有情の生のよりどころとなるものを指すため、それと対応する十八界の意界は有漏の識のみを意味し、七心界に属するすべての識(有漏、無漏の識をともに含む)を意味しない
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