御香箱

丁寧表現の辞書

御香箱

読み方：ごこうばこ

名詞「香箱」に、接頭辞「御」がついたもの。

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隠語大辞典

御香箱

読み方：おこうばこ

1. 上流婦人の陰部を云ふか。文政頃の写本『三陰論』に女陰の異名を列記せる中「その尊きを御香箱といふ」とあり。又『大笑座禅問答』にも「おこうばこ」の語あり。又『末摘花』に「彼岸参りに御香箱」の附句あり。
2. 御香箱。女陰の一称。特に貴婦人の陰部をいへるにや。「三陰論」に女陰の異名を列記せる中に「その尊きを御香箱といふ」とあり。「はこ」の条参照。「大笑坐禅問答」に「伽羅をも入れずしてお香箱といふが如し」とあり。「彼岸参りにお香函すれ」「娘の香函人形も這入りかね」。
3. 女の陰部を云ふ。
4. 『下かかり問答七色座禅豆』と題せる書『大笑座禅問答』と同じ書に、「伽羅をも入れずしてお香箱」といふが如しと出たり。女竅の隠語。
5. 女の陰部のこと。
6. 女の陰部をいう。

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