御食国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/06 15:22 UTC 版)
御食国(みけつくに)は、日本古代から平安時代まで、贄(にえ)の貢進国、すなわち皇室・朝廷に海水産物を中心とした御食料(穀類以外の副食物)を貢いだと推定される国を指す言葉。
- ^ 『小浜市史 通史編 上巻』P186 - P 187
- ^ a b 『日本古代の国家と都城』御食国と膳氏での狩野久による主張
- ^ 平城宮2-2248・日本古代木簡選、木簡データベースで確認可能
- ^ 『兵庫県史 第1巻』より
- ^ 『福井県史 通史編 1 原始・古代』に記述あり。および伴信友の『若狭旧事考』においても同様の説を展開している。
- ^ 『小浜市史 通史編 上巻』の記述による
- ^ 『日本古代の国家と都城』御食国と膳氏での狩野久による主張、および吉村茂樹『国司制度崩壊に関する研究』国司制度における志摩の守の特殊性での主張
- ^ 「御食つ国志摩の海人ならし真熊野の小舟に乗りて沖邊漕ぐ見ゆ」、万葉集第6巻、第1033歌
- ^ 『律令国家と社会構造』での指摘
- ^ 福井新聞2006年10月7日付
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