御堂関白の御犬晴明等奇特の事(巻14の10)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/18 14:27 UTC 版)
「道摩法師」の記事における「御堂関白の御犬晴明等奇特の事(巻14の10)」の解説
藤原道長が可愛がっていた犬が、あるとき主人の外出を止めようとした。驚いた道長が晴明に占わせると、晴明は式神の呪いがかけられそうになっていたのを犬が察知したのだと告げ、ほかにこんな呪術を知っているのは道満以外いないと考え、道満は囚われの身となる。その後、道満は生国播磨に流罪となる。『十訓抄』(7の21)、『古事談』(6の64)にも同様の説話が収録されている。
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