強磁性体の性質
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/13 14:43 UTC 版)
強磁性体は、ある温度以上になるとスピンがそれぞれ無秩序な方向を向いて整列しなくなり、常磁性を示すようになる。この転移温度を、キュリー温度(Curie Temperature、キュリー点とも言う)と呼ぶ。 キュリー温度以上では、磁化率(帯磁率)を χ {\displaystyle \chi } 、絶対温度をT、常磁性キュリー温度を θ p {\displaystyle \theta _{p}} としたとき、 χ = C T − θ p {\displaystyle \chi ={\frac {C}{T-\theta _{p}}}} となる。これを、キュリー・ワイスの法則 (Curie-Weiss law) と呼ぶ。Cは比例定数であり、これはキュリー定数と呼ばれる。
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