建穂寺とは? わかりやすく解説

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建穂寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/07 08:26 UTC 版)

建穂寺
所在地 静岡県静岡市葵区建穂2-12-6
位置 北緯34度59分13.0秒 東経138度20分20.2秒 / 北緯34.986944度 東経138.338944度 / 34.986944; 138.338944座標: 北緯34度59分13.0秒 東経138度20分20.2秒 / 北緯34.986944度 東経138.338944度 / 34.986944; 138.338944
山号 瑞祥山
宗派 真言宗
本尊 千手観音
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建穂寺(たきょうじ[1])とは静岡県静岡市葵区建穂にある真言宗[1]の寺院である。山号は瑞祥山。駿河一国三十三観音第15番霊場。

本尊千手観音で、秘仏であるが毎年8月に公開される。建穂公民館の隣にある。

概要

白鳳期(654年から669年)、道昭により開基された[1]。江戸時代、徳川家康から480石の朱印を受けたと伝わる[1]

1870年(明治3年)には火災で寺院の多くを焼失した[1]。現在の観音堂は、1975年(昭和50年)に建穂町内会で寄付を募り、再建された。家康から下賜された朱印状も飾ってある。御朱印は建穂町内会が持ち回りで管理されており、電話すると担当者が駆け付け押印し拝観が可能になる[2]

文化財は、不動明王立像が県指定文化財、市指定文化財が木造阿弥陀如来坐像、木造伝大日如来坐像、木造伝阿弥陀如来坐像である。そのほかに千手観音二十八部衆が存在する[3]

文化財

  • 不動明王立像(県指定文化財)
  • 木造阿弥陀如来坐像(市指定文化財)
  • 木造伝大日如来坐像(市指定文化財)
  • 木造伝阿弥陀如来坐像(市指定文化財)

交通アクセス

脚注

  1. ^ a b c d e 文化財資料館第2回企画展「幻の大寺(おおでら) 建穂寺(たきょうじ)」 静岡浅間神社境内の静岡市文化財資料館で「幻の大寺(おおでら) 建穂寺(たきょうじ)」を開催します。”. 歴史文化のまち静岡さきがけミュージアム. 静岡市観光交流文化局 (2018年2月2日). 2023年11月6日閲覧。
  2. ^ ふじのくに倶楽部『静岡御朱印を求めて歩く礼所めぐり 伊豆・駿河・遠州ルートガイド』メイツ出版 2014年 p.64より
  3. ^ 仏像1万2千体Ⅱ[Accessd-2017-06-23][リンク切れ]

参考文献

  • ふじのくに倶楽部著「静岡御朱印を求めて歩く礼所めぐり伊豆・駿河・遠州ルートガイド」メイツ出版 2014年



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