廣畑哲也
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/20 16:08 UTC 版)
廣畑 哲也(ひろはた てつや)は、日本の機械システム工学者。理学修士(大阪大学)・工学博士(大阪工業大学)。大阪工業大学工学部機械工学科元教授。
専門は、数理科学・機械システム工学(数値解析・計算力学)、塑性加工、教育工学。
略歴
1972年大阪大学大学院理学研究科修了、理学修士(大阪大学)。のちに、大阪工業大学大学院工学研究科にて工学博士[1]。大阪工業大学工学部に着任し、一般教育科講師、1985年同助教授などを経て、同学部機械工学科教授。2005年大阪工業大学退官。
大阪工業大学工学部にて30年以上の長きに渡り教鞭を執り、特に数理システム工学と機械工学の融合教育(機械システム工学)の育成に貢献した。
主な所属学会は、日本数学会、CAI学会(現:教育システム情報学会)、日本機械学会、日本塑性加工学会、電子情報通信学会など。主な受賞は、日本塑性加工学会論文賞(2000)[2]。主な著書は、線形代数入門(単著、学術図書出版社2002、学術書)。
主な研究
- 複素数値係数1階線型偏微分方程式(系)の解の構造について
- H-cone上のポテンシャル論
- 金属粉末の異速圧延における可容速度場とエネルギ消費率 - 京都大学との共同研究[3]
- 上界法による金属粉末の異速圧延に関する数値解析[4]
- 画像通信を用いた物理・数学教育のための在宅学習システムについて
脚注
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