幼少期及び青年期
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 09:47 UTC 版)
「グナエウス・ポンペイウス」の記事における「幼少期及び青年期」の解説
グナエウス・ポンペイウスは、同名のグナエウス・ポンペイウス・ストラボを父として生まれた。ポンペイウスが属したポンペイウス一門はエクィテス(騎士階級)に属し、古来からの政治上の名門とは言えなかったものの、中部イタリアのピケヌム(現:アスコリ・ピチェーノ県)近郊に大きな所領を持つ裕福な家系であった。父ストラボは紀元前104年及び紀元前92年にプラエトル(法務官)、紀元前89年にはコンスル(執政官)の座を占め、政治的なエリートコースを歩んでいた。父がコンスルであった紀元前89年にポンペイウスは教育課程を修了したが、同盟市戦争でローマ軍の指揮を執っていた父から従軍するよう呼び出しを受けて、ポンペイウスは僅か18歳で初陣を飾ることとなった。
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