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平松幹夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/21 08:05 UTC 版)

平松 幹夫(ひらまつ みきお、1903年9月6日 - 1996年5月8日)は、日本英文学者翻訳家

略歴

東京生まれ。慶應義塾大学英文科卒。1926年より『三田文学』に小説や評論を発表。1927年より『三田文学』の編輯に当たるが病気のため、1978年に和木清三郎に交代。

藤原工業大学助教授、慶大工学部教授、1971年定年となる。岩波書店の『水上滝太郎全集』の編纂に当たる。戦後日本ペンクラブ理事。1953年、国際ペンクラブ大会に出席。日本翻訳家協会会長。東洋一の筆名を使った。

著書

  • 『南海の合唱』(東洋一名義、小学館) 1943

翻訳

  • 『日本印象』(G・S・フレーザー、斎藤勇ら共訳、朝日新聞社) 1952
  • 『カケモノ 占領日本の裏表』(オーナー・トレイシイ、文芸春秋新社) 1952
  • 『二十世紀アメリカ社会史』(F・L・アレン、佐藤亮一共訳、角川書店) 1955 「現代アメリカ社会史」文庫
  • 『七人のオーストラリアの子どもたち』(エセル・ターナー、学習研究社、少年少女・新しい世界の文学) 1975
  • 『オーストラリアの文学 短編傑作選』(編訳、サイマル出版会) 1982.1
  • 『ヘンリー・ローソン 短篇小説・自叙伝』(ヘンリー・ローソン、古宇田敦子編、監訳、勁草書房) 1989.10
  • 『ローソンの世界 短篇小説・エピソード』(ヘンリー・ローソン、古宇田敦子編、監訳、勁草書房) 1995.10

関連項目

参考

  • 日本近代文学大辞典
  • 文藝年鑑2007 



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