常磐共有墓地とは? わかりやすく解説

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常磐共有墓地

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/17 04:26 UTC 版)

常磐共有墓地(ときわきょうゆうぼち)は、茨城県水戸市にある、旧水戸藩藩士のために建立された墓地である。 常磐原墓地とも呼ばれた[1]

概要

  • 〒310-0052
  • 茨城県水戸市松本町13-34
  • 行き方
    • バス 水戸駅北口バスターミナル7番から、栄町経由バスに乗車し「末広町3丁目」下車。
    • 自動車 常磐自動車道から水戸インター下車20分。

沿革

常磐共有墓地は1666年、2代水戸藩主徳川光圀が、藩士のために城下の常磐村(現:水戸市松本町)に創設した墓地である。特有の寺院に属さない。光圀は城下の上町に居住する藩士には常磐村の常磐共有墓地、下町に居住する藩士には現在の水戸市酒門町に酒門共有墓地を建立して、藩士の先祖供養の地と定めた。当初は墓に戒名を記入することを禁じ、墓碑も一定の大きさと形に定められていたが、現在では諸宗の共同墓地として利用されている。

水戸藩草創期から功績のあった藩士や幕末から明治維新にかけて、活躍または殉難した志士の墓が点在し、現在、水戸市の史跡に指定されている。

著名な人物の墓碑一覧

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k l 国立国会図書館デジタルコレクション 時山弥八『編関八州名墓誌』明治堂書店 大正15、同 『いはらき年鑑 昭和4年』いはらき新聞社 昭和5

関連項目

座標: 北緯36度23分34.9秒 東経140度27分15.5秒 / 北緯36.393028度 東経140.454306度 / 36.393028; 140.454306





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