酒門共有墓地とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 建物・施設 > 施設 > 墓地 > 日本の墓地 > 酒門共有墓地の意味・解説 

酒門共有墓地

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/23 02:20 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

酒門共有墓地(さかどきょうゆうぼち)は、茨城県水戸市にある、旧水戸藩藩士のために建立された墓地である。

酒門共有墓地
酒門共有墓地所在地

概要

  • 〒310-0841
  • 茨城県水戸市酒門町320

沿革

酒門共有墓地は1666年、2代水戸藩主徳川光圀が、藩士のために城下の坂戸村(現:水戸市酒門町)に創設した墓地である。特有の寺院に属さない。光圀は城下の下町に居住する藩士には坂戸村の墓所、上町に居住する藩士には現在の水戸市松本町に常磐共有墓地を建立して、藩士の先祖供養の地と定めた。当初は墓に戒名を記入することを禁じ、墓碑も一定の大きさと形に定められていたが、現在では諸宗の共同墓地として利用されている。

水戸藩草創期から功績のあった藩士や幕末から明治維新にかけて、活躍または殉難した志士の墓が点在し、現在、水戸市の史跡に指定されている。

史跡・歩き方

  • 行き方
    当該墓地への道程はバスが推奨される。水戸駅北口3番ホームより酒門方面行きのバスに乗車する(茨城交通関東鉄道運行)。「酒門坂上」下車後、酒門共有墓地と彫られた石碑があるので、道なりに徒歩1分のところに墓地がある。
  • 見学・参拝
    水戸藩士とその子孫の墓地としてはじまったものであるが、今日では歴史上の人物の墓のみならず、一般市民にも分譲されている。よって、見学に際しては墓地の入り口正面の管理事務所にて見学の旨を伝えることが望ましい。

著名な人物の墓碑一覧

関連項目

座標: 北緯36度21分21秒 東経140度29分33.7秒 / 北緯36.35583度 東経140.492694度 / 36.35583; 140.492694





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「酒門共有墓地」の関連用語

酒門共有墓地のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



酒門共有墓地のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの酒門共有墓地 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS