希望ヶ丘夫婦戦争とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 芸術・創作物 > 映画 > 映画作品 > 希望ヶ丘夫婦戦争の意味・解説 

希望ヶ丘夫婦戦争

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/02 01:11 UTC 版)

希望ヶ丘夫婦戦争』(きぼうがおかふうふせんそう)は、実相寺昭雄による短編小説、およびそれを原作とした日本の映画

概要

小説は1979年に徳間書店発行の月刊小説誌問題小説』3月特大号に掲載された[1]。目次には「映像界鬼才の処女作」と謳われている。挿絵を佐伯俊男が担当した。以降、同誌への短編官能小説の掲載が続き[2]、翌1980年2月にそれらと共に『破恋痴タウン』にまとめて収録される形で単行本として刊行された[3]

映画

1979年版

希望ヶ丘夫婦戦争
監督 西村昭五郎
脚本 桂千穂
製作 結城良煕
出演者 片桐夕子
音楽 高田信
撮影 山崎善弘
編集 西村豊治
公開 1979年6月2日
上映時間 69分
製作国 日本
言語 日本語
テンプレートを表示

日活ロマンポルノで映画化された。

あらすじ

食品会社に勤める猫田千吉は、妻の弘子と行ったモーテルでの事故がきっかけで不能になってしまう。だがそれは、仕事でストレスが溜めた千吉が妻以外と自由にセックスするために芝居をしていたのだった。

キャスト

  • 島村謙次:中年の紳士
  • ちばくみ子:ブルーフィルムの女
  • 八代康二:池山稔
  • 大江徹:江本徹
  • 茜ゆう子:ブルーフィルムの女
  • 八城夏子:松本貞代

スタッフ

2009年版

希望ヶ丘夫婦戦争
監督 高橋巖
脚本 松本恭佳
製作 エースデュース
出演者 さとう珠緒
宮川一朗太
音楽 松永宏紀
撮影 八巻恒存
編集 矢船陽介
配給 バイオタイド
公開 2009年6月13日
上映時間 88分
製作国 日本
言語 日本語
テンプレートを表示

あらすじ

勃起不全に悩む夫を持つ弘子は、主婦仲間からアドバイスを受け、夫の愛を取り戻し子供を作ろうと励む。だが夫の千吉は「男の自立の会」に入会し、ラブドールの魅力に嵌ってしまい、弘子の方もスピリチュアルの世界へ興味を持つようになる。

キャスト

スタッフ

  • 監督:高橋巖
  • 製作者:小林洋一
  • プロデューサー:太田裕輝、鈴木政信
  • 原作:実相寺昭雄
  • 脚本:松本恭佳
  • 撮影:八巻恒存
  • 美術:内田哲也
  • 衣裳:川崎健二
  • 編集:矢船陽介
  • 音楽:松永宏紀
  • ヘアメイク:水野みゆき
  • 照明:丸山文雄
  • 整音・録音:星一郎
  • 助監督:安原正恭
  • 制作プロダクション・配給:バイオタイド

その他

  • 宮川とさとうはかつて、同時間に西の競馬中継(フジテレビ系列)の司会を担当しており、東西の歴代司会者での共演となった。

外部リンク

  1. ^ 全国書誌番号:00023415、p.110 - 129
  2. ^ 1979年3月号以降の掲載作品は『猫田千吉の寝技』(4月号)、『淫ベーダー幻夢』(7月号)、『衝撃逆転寝物語』(8月号)、『省エネ奉公哀話』(9月号)、『添乗天下唯我独損』(10月号)、『怪譚・助平ボクロ』(12月号)、『デラシネの丘』(1980年1月号)。
  3. ^ 全国書誌番号: 80017892




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「希望ヶ丘夫婦戦争」の関連用語

希望ヶ丘夫婦戦争のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



希望ヶ丘夫婦戦争のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの希望ヶ丘夫婦戦争 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS