希望ヶ丘夫婦戦争
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『希望ヶ丘夫婦戦争』(きぼうがおかふうふせんそう)は、実相寺昭雄による短編小説、およびそれを原作とした日本の映画。
概要
小説は1979年に徳間書店発行の月刊小説誌『問題小説』3月特大号に掲載された[1]。目次には「映像界鬼才の処女作」と謳われている。挿絵を佐伯俊男が担当した。以降、同誌への短編官能小説の掲載が続き[2]、翌1980年2月にそれらと共に『破恋痴タウン』にまとめて収録される形で単行本として刊行された[3]。
映画
1979年版
希望ヶ丘夫婦戦争 | |
---|---|
監督 | 西村昭五郎 |
脚本 | 桂千穂 |
製作 | 結城良煕 |
出演者 | 片桐夕子 |
音楽 | 高田信 |
撮影 | 山崎善弘 |
編集 | 西村豊治 |
公開 | ![]() |
上映時間 | 69分 |
製作国 | ![]() |
言語 | 日本語 |
日活ロマンポルノで映画化された。
あらすじ
食品会社に勤める猫田千吉は、妻の弘子と行ったモーテルでの事故がきっかけで不能になってしまう。だがそれは、仕事でストレスが溜めた千吉が妻以外と自由にセックスするために芝居をしていたのだった。
キャスト
スタッフ
2009年版
希望ヶ丘夫婦戦争 | |
---|---|
監督 | 高橋巖 |
脚本 | 松本恭佳 |
製作 | エースデュース |
出演者 | さとう珠緒 宮川一朗太 |
音楽 | 松永宏紀 |
撮影 | 八巻恒存 |
編集 | 矢船陽介 |
配給 | バイオタイド |
公開 | ![]() |
上映時間 | 88分 |
製作国 | ![]() |
言語 | 日本語 |
あらすじ
勃起不全に悩む夫を持つ弘子は、主婦仲間からアドバイスを受け、夫の愛を取り戻し子供を作ろうと励む。だが夫の千吉は「男の自立の会」に入会し、ラブドールの魅力に嵌ってしまい、弘子の方もスピリチュアルの世界へ興味を持つようになる。
キャスト
スタッフ
- 監督:高橋巖
- 製作者:小林洋一
- プロデューサー:太田裕輝、鈴木政信
- 原作:実相寺昭雄
- 脚本:松本恭佳
- 撮影:八巻恒存
- 美術:内田哲也
- 衣裳:川崎健二
- 編集:矢船陽介
- 音楽:松永宏紀
- ヘアメイク:水野みゆき
- 照明:丸山文雄
- 整音・録音:星一郎
- 助監督:安原正恭
- 制作プロダクション・配給:バイオタイド
その他
外部リンク
固有名詞の分類
映画作品 |
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ドラマ映画 |
ロスト・イン・トランスレーション エル・スール 希望ヶ丘夫婦戦争 小さな恋のメロディ モンタナの風に抱かれて |
日本の小説 |
チッチと子 暗闇にノーサイド 希望ヶ丘夫婦戦争 超人計画 華岡青洲の妻 |
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